積み船やコンテナ船などの船舶にはボイラーが設置されており、燃料、潤滑油、冷却清水の熱源として使われており、海水から蒸留水を作る工程でも使われるため船の運行に欠かせない設備です。
国内では毎年350隻ほどが建造されているので、少なくとも年間で350台の船舶用ボイラーが購入されることになります。最近では船舶用のボイラーも環境に優しい燃料を使う傾向になっているので、ボイラーとエコノマイザーとのセットで搭載されるケースが増えています。
※エコノマイザーとは、ボイラーシステムの中のエネルギーを再利用することで、消費電力を削減してくれる装置
船舶用のボイラーのメーカー
川崎重工
コンテナ船やタンカーなど、大型船のボイラーを得意としています。
三菱重工
こちらも川崎重工同様、大型船が得意なメーカーです。
三浦工業
家庭用で使われるような小型ボイラーから、ホテルや工場などで使われる大型のボイラーまで三浦工業は扱っていますが、船舶ではコンパクト型のボイラーに強みを持っています。
こちらの商品は温水ボイラーで熱出力は~580kWとなっています。