【工作機械の相見積もりが必須】商社は客観的なパートナーか?

【工作機械の相見積もりが必須】商社は客観的なパートナーか?

2023年11月9日

「5,000万円もする機械を、ようそんな簡単に買うな〜。」

ある町工場がマシニングセンターの購入を決めた様子を見て、工場に工具を納めているメーカーの営業担当者は驚いたと言います。その町工場の経営者は丁寧に下調べもせず、長年付き合っている商社が提案するメーカーのマシニングセンターを購入し、ご満悦だったそうです。

私は商社さんが客観的に良い商品を工場に提案しているのではと思っていましたが、工具メーカーの方は首を振りました。

「それは大きな間違いや。商社は仕入れが安くて自分が詳しいメーカーをプッシュするのであって、必ずしもユーザに合った商品を勧めてるとは言えへんな」

とのこと。

 

 

しかし近年ではそれを町工場の側も学んでいるようで、マシニングセンターだけでなく旋盤やフライス盤などの工作機械を導入する際には複数の商社で相見積もりを取得する企業が増えているとのことです。

 

では工具メーカーから相見積りを取るよう助言することもあるのかと聞きましたが、工具メーカーの担当者からは歯切れの悪い返事しかありません。

どうやら彼らが町工場に相見積もりを提案すると、彼らの工具をお客さんに紹介してくれる商社を敵に回すことになるので、工具メーカーが相見積もりを勧めることは無いとのことでした。

持ちつ持たれつで「しがらんで」おり、結果として町工場のメリットは後回しにされているのです。

 

 

しがらみの外から相見積りが取れるサービス

このような経緯で、しがらみの無いメーカーや商社から相見積もりを取りやすい仕組みを作りたいと思い、このサイトを立ち上げました。

相見積もりの取得先をお探しであれば、お問い合わせください。